私の毎日は実験の連続である

色々な試行錯誤の記録。家事、育児、健康のことなど。

練り物と「グチ」

グチってどんな魚なのだろう。

そんなことを考えたのは、小田原籠清の伊達巻が「グチ」の伊達巻だったからである。

私は伊達巻は嫌いなのだけれど、この伊達巻は美味しかった。

焼き色は薄め。

しゅわっとなめらかな口当たりで、甘すぎず、魚臭くない。

伊達巻を頬張りながら、行儀は悪いがスマホをいじる。

知りたい気持ちには勝てない質なのだ。

 

シログチ - Wikipedia

ニベ科の魚であるらしい。

グチもニベも知らない。

グチの名前の由来は「愚痴」である。

釣られたときにグーグーと鳴く様子が、愚痴をこぼしているようだからということだ。

グチについて一通りの知識を得ることはできたが、肝心の「なぜグチが高級かまぼこに使われるのか」という問いに答えられるようにはならなかった。 

 

ではそもそも練り物とはどんなものなのか?

魚肉練り製品 - Wikipedia

このページを読んで納得できた。

魚肉は食塩を加えてすり潰しこねることで塩溶性タンパク質が溶け出しアクトミオシンを形成する。このアクトミオシンの網目で魚肉練り製品はゲルとなり、魚肉練り製品特有の弾力、プリプリとした食感歯応え類で言われる「(こし)」とは言わず「(あし)」と呼ぶ)が生み出される。

つまり、グチにはアクトミオシンの材料となるタンパク質が多く含まれているのだ。

グチのほかにもかまぼこの原料になる魚はたくさんあるみたいだが、市販されている安いかまぼこの多くはスケトウダラのすり身にデンプンなどを添加して作られている。

どの魚を使っているかで味も当然違うだろうと思う。 

これは色々と食べ比べてみたくなった。

 

ちなみに先に登場したニベも原料魚として使われるようだ。

しかし。

ニベにはもっと面白い話がある。

膠の材料であり、「にべもない」の語源であるというのだ。

ニベ - Wikipedia

ちょっとしたトリビアを得た、2019年のスタートであった。

 

〈終わり〉

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。